表面的なブランディングの先にある落とし穴

ブランディング=見た目を整えること

こんなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。

もちろん見た目は大切。

パッと目に入ったときのときめきやワクワクがあることで、気になってもらえますからね^^

しかし見た目だけを整えても、長期的な視点で考えるとあなたのためにならないことが多いのです。

それはなぜかというと

  • 信頼性を失う
  • 一貫性を失う
  • お客様との共感不足
  • 短期的な成功に終わる
  • 実質的な価値の軽視
  • ブランドの差別化が困難
  • 長期的なビジョンや成長戦略の欠如

に繋がる可能性が高いから。

それでは一つひとつ見ていきましょう。

❶信頼性を失う

見た目だけに焦点を当てると、ブランドが表面的に感じられ、お客様からの信頼を失う可能性があります。
「思っていたのと何だか違うなぁ」と思われたら残念ですよね。見た目と言葉・行動が一致していることが大切です。

❷一貫性を失う

見た目だけにこだわると、ブランドの価値観やビジョンが曖昧になりやすいです。ブランドの核となるメッセージや目的がはっきりしないまま、表面的な部分だけが変わってしまい、一貫性が失われてしまいます。

❸お客様との共感不足

外見のみに頼ると、お客様がブランドに共感するポイントが減ります。現代では、ブランドのストーリーや価値観に共感してもらえることで長期的な関係性を築きやすいです。見た目だけのブランドは、深い感情的なつながりを築くことが難しくなります。

❹短期的な成功に終わる可能性

ビジュアル面を整えることは一時的な効果を生むかもしれませんが、短期的な成功に留まるかもしれません。お客様との深いつながりが育まれていない場合、同じようなビジュアルのブランドに流れていく可能性があるからです。

実質的な価値の軽視

外見を優先しすぎると、製品やサービスの品質や実際の価値が疎かになる場合があります。結果として、ブランドが約束する価値を提供できず、顧客の期待を裏切ることになります。

❻ブランドの差別化が困難

見た目だけに頼ると、他のブランドと区別するのが難しくなる場合があります。視覚的な要素において同じようなスタイルを採用しているブランドが多く存在するため、独自性や差別化が不足し、ブランドが埋もれてしまうリスクがあります。

❼長期的なビジョンや成長戦略の欠如

見た目に集中しすぎると、ブランドの長期的なビジョンや成長戦略が不足することがあります。見た目だけでは、ブランドの継続的な発展や適応が難しくなり、ビジネス全体の方向性が見失われる可能性があります。

これらのデメリットを避けるためには、見た目のデザインやビジュアル表現だけでなく、ブランドの価値観や使命、お客様との関係構築にもしっかりと取り組むことが重要です。

「何となく」「◯◯に見られたい」「みんなそうしているから」
それだけでビジュアルを決めてしまうと本当にもったいないのです。

せっかくなら想い・ビジュアル・行動をしっかり繋げて

自分の心も大切にしながら

お客様とも長期的に関係性を育める

そんなブランディングをしていきたいですね。

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